Norda 002を都内20kmで試してみた感想
OnもHOKAも嫌いじゃないけど、どこへ行っても目に入る。Norda 002を選んだ理由のひとつは、そこでもある。街を歩いていても被ることがない。
Norda?
2021年にカナダのモントリオールで立ち上がったブランド。歴史は浅いが、素材への執着は本物だと思う。アッパーにはバイオベースのDyneema®を使っていて、履いてみるとと「あ、軽い」と思う。
サイズは横幅が小さめなのでハーフアップが基本。自分もそうしたのである。試着できるなら絶対に履いてから買ってほしい。
001と002、どっちを選ぶか
Nordaには001と002がある。001はレーシング寄りで、軽さと反応性を突き詰めたモデル。002はテクニカルな地形への対応を重視しつつ、スタックをやや低めに抑えた汎用モデル。
山でも街でも使いたい自分には002のほうが合っていた。
都内20km歩いて分かったこと

履いた瞬間、まず軽さが来る。Dyneema®アッパーの恩恵がそのまま重量に出ている感じ。
履いてみると足が靴の中でぴたっと収まる。Norda Lock Systemのガセット構造のおかげで、長距離歩いても足が遊ばない。
いちばん印象的だったのは接地感だ。厚底でもなく、ゼロドロップでもない。地面の情報がちゃんと足まで届いてくる、そのちょうどいい距離感。HOKAのマシュマロ感とも、Altraのフラット感とも違う。Nordaにしかない感覚があるのである。
TopoやAltraを使ってきた自分としては、横幅がやや狭めに感じた。幅広の足型の人はその点だけ注意してほしい。
ソールへの期待
20kmでアウトソールに街の汚れが乗り始めている。Vibram® MegagripとLitebase®の組み合わせ、5mmラグのパターンを眺めていると、山道でどんな動きをするか自然と想像が膨らむ。
舗装路でも濡れた路面でも今のところ不安はない。山はまだこれからなので楽しみである。
デメリットも
値段が高い。 トレイルシューズの中でも上位の価格帯だ。自分は昨年の型落ちをセールで買った。新作にこだわらなければ型落ち狙いが良き。
カラーバリエーションが少ない。 好みの色がないことがある。
デザインの好みが分かれる。 レーシングモデルはシャープでいいが、汎用モデルには少し野暮ったく見えるものもある。これは実物を見て判断するしかない。
こんな人に向いていると思う
- 軽さを求めるトレイルランナー
- 接地感と安定性を両立したい人
- OnやHOKAが街に溢れていて、被りたくない人
- 素材や技術にこだわりたいギア好き
幅広の足型の人、ゼロドロップに慣れた人は試着必須。とにかく一度履いてから決めてほしい。
おわりに

街での20kmはただの序章だ。本番は山。Megagripが岩と土でどう機能するか、Dyneema®アッパーが沢や藪でどこまで耐えるか。日本アルプスに持ち込んだらまた書く。
一万キロのテストをしているらしい。ソールは無理だと思うけど。あと経年劣化はいなめない。
型落ちのセールを狙いつつ、まず一度手に取ってみてほしい。シューズは試着してナンボなのである。
何にせよ新しいくつは気分があがるものを。